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【勝沼】ワインを満喫!「ぶどうの丘」で過ごすモデルプラン

 

 

勝沼ワインを堪能できる「ぶどうの丘」

この秋、勝沼でワイン三昧はいかがだろうか。今回は「勝沼 ぶどうの丘」をご紹介する。甲州市が運営する施設で、「ぶどうの丘」だけで一日楽しめるほどの充実度だ。勝沼にはワイナリーが点在しているのでタクシーでワイナリー巡りも楽しいが、「ぶどうの丘」でゆったりと過ごすのも悪くない。「ぶどうの丘」の施設を中心として、ゆったりと流れる時間をワインと共に楽しめるモデルプランをご紹介する。

 

「ぶどうの丘」で過ごすモデルプラン

1. 「勝沼ぶどう郷駅」に到着

勝沼を訪れるなら公共交通機関を利用したい。折角のワインの里、存分に現地でワインを楽しみたいからだ。今回は列車を利用して勝沼を訪ねる。玄関口となるのは「勝沼ぶどうの里駅」だ。こじんまりとした駅舎だが、駅を降りるとすぐにぶどう棚が目に入り、勝沼に来たという実感が湧いてくる。

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勝沼ぶどうの郷駅

 

2. ぶどう農園でぶどう狩り

秋に勝沼を訪れたなら、ぜひぶどう狩りを楽しみたい。駅の周辺は一面ぶどう畑。ネット予約できるぶどう農園もあるので、事前に調べていくと良い。あるいは、現地でタクシードライバーにおすすめを聞くのもいいだろう。品種や農園によって異なるが、おおよそ1,000円台からぶどう狩りが楽しめる。巨峰はもちろんのこと、シャインマスカットなどの高級品種もある。

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立派な巨峰が食べ放題

 

3. 「トンネルカーヴ」見学で腹ごなし

ぶどう狩りでお腹を満たしたら、「ぶどうの丘」に向かう前にちょっと寄り道。腹ごなしに「トンネルワインカーヴ」内を散策するのはいかがだろうか。「トンネルワインカーヴ」は、JR東日本・中央線の旧深沢トンネルを利用したワインセラーだ。明治時代に建造された100年以上前のトンネルで、ワインカーヴ内の見学をすることもできる。ただし、貯蔵エリアは契約オーナーのみ立ち入りでき、一般の見学者は入り口付近のみ見学となる。近くには勝沼ぶどうの郷駅まで続く大日影トンネル遊歩道もある。ただ、こちらは漏水や経年劣化の予防対策のため閉鎖中だ。

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トンネルワインカーヴ(山梨観光推進機構)

 

4. 南アルプスを眺めながらバーベキュー

いよいよ「ぶどうの丘」に向かおう。ぶどうの丘にはいくつかレストランがあるが、おすすめはバーベキュー。甲府盆地を一望できる高台のテラス席で、アルプスの山々を眺めながらのバーベキューが楽しめる。機材や食材は全て現地調達できるので、手ぶらで訪問が可能だ。メニューは牛・豚ロースセットが2,000円〜と、バーベキュー機材も揃うことを考えるとリーズナブル。ワインはもちろんのこと、勝沼産の地ビールも楽しめる。テラス席で開放的な景色と心地よい風を感じながら、勝沼ワインを堪能したい。

「ぶどうの丘」には他にも、コース料理が楽しめる展望ワインレストランや、山梨の郷土料理ほうとうが楽しめるレストランなどがある。

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テラス席から一望できる甲府盆地

 

5. 「天空の湯」で汗を流す

ぶどうの丘には温泉「天空の湯」が併設されている。ぶどう狩りやバーベキューで汗をかいたら、日帰り温泉で疲れを癒したい。こじんまりとした温泉施設だが、甲府盆地が一望できる露天風呂があり、ゆったりとした癒しの時間を堪能できる。一日200トンの湧出量を有する高アルカリ性の温泉だ。

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天空の湯(ぶどうの丘)

 

6. 地下ワインカーヴで試飲三昧

温泉で疲れを癒したら、お気に入りのワイン探しに時間を使いたい。「ぶどうの丘」には約200種類ものワイン全種類の試飲ができる「地下ワインカーヴ」がある。ワインカーヴへは、専用の試飲容器タートヴァン(1,520円)を購入して入場しよう。ワインカーヴの見学自体は無料だが、試飲にはタートヴァンの購入が必要だ。様々な個性をもつワインの中から、きっとお気に入りが見つかるはずだ。ワインカーヴはワイン貯蔵庫になっており、試飲して気に入ったワインはその場ですぐに購入することができる。お気に入りのワインはぜひ手土産に。

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地下ワインカーヴ(ぶどうの丘)

個人的なおすすめは辛口の白ワイン「勝沼甲州」。漫画「美味しんぼ」でも和食に合うワインとして取り上げられたワインだ。魚料理にも肉料理にも、料理全般に合わせやすい。

 

「ぶどうの丘」だけで勝沼を満喫

勝沼のぶどうの丘で、ゆったりとワインを楽しむモデルプランをご紹介した。ぶどうの丘には宿泊施設も併設されており、泊まりがけで楽しむこともできる。宿泊すればドライブで訪れた場合でも、現地でワインを堪能することができる。ワインはもちろんのこと、ぶどう狩りや温泉も楽しめる勝沼。秋のお出かけにいかがだろうか。 

甲州市勝沼 ぶどうの丘