旅 dialogue

現地で感じた情報を新鮮なままお届け!おなすの旅ブログ

【ニューカレドニア】ヌメアのおすすめ観光スポット10選

 

 

ニューカレドニアの基本情報

フランスの薫り漂うビーチリゾート

フランス領であるニューカレドニアは、随所にフランスを感じることができる。公用語がフランス語である点はもちろんのこと、ヌメアの街並みもプチフランス感を漂わせている。ヌメアの街並みは清潔で美しい。ビーチを楽しむなら、ぜひ離島を訪れたい。ピッシンヌ・ナチュレルで有名なイルデパン島や天国に一番近い島の舞台として有名なウベア島など、個性豊かな島々が存在する。

f:id:naoblog85:20200429115104j:plain

アンスバタの夕景

季節は日本と真逆

ニューカレドニアは南半球に存在するため、季節は日本と真逆になる。6~9月は冬季にあたるが、平均気温は20度を上回る程度で過ごしやすい。日本からの避暑にも最適だ。12~3月は夏季で、真夏のクリスマスやビーチリゾートを存分に楽しめる時期となる。

時差はたったの2時間

オーストラリアの北東部に位置するニューカレドニアは、日本との時差はほんの2時間。ほとんど時差ボケを気にせずに楽しめるので、時差に過敏な方でも旅行しやすい。フライトは約8時間半と長距離だが、夜着で到着日はホテルにチェックインして寝るだけ。翌日からは時差も気にせずに満喫できるだろう。

通貨はフレンチ・パシフィック・フラン

フランス領だが通貨はユーロではなくフレンチ・パシフィック・フラン。特殊な通貨のため、入手した現地通貨は旅行中に使い切ってしまいたい。現地に到着したら、トントゥータ国際空港の両替所で日本円から両替ができる。また、空港内にはATMもある。

  

ヌメアのおすすめ観光スポット10選

リゾートホテルが集まり、ニューカレドニアの本島であるグランデール島に滞在する観光客の多くが集まるヌメア市街地とアンスバタ。ビーチ以外にも見どころたくさんの観光スポットを紹介する。

 

ヌメア市街地の観光スポット

マルシェ(朝市)

ヌメア観光はここから始めたい。ヌメアの台所で、市民が食材の買い出しに集まる。市場は清潔で広く、新鮮な魚介類や野菜、花卉や土産物屋まで様々な店舗がならぶ。島国ならではの新鮮な魚介類は必見。もしキッチン付きのコンドミニアムに宿泊しているのなら、こちらで天使のエビを購入して料理に挑戦するのはいかがだろうか。レストランよりも格安に、お腹いっぱい天使のエビが楽しめるだろう。12月あたりに訪れたなら、ライチもおすすめ。カゴいっぱいのライチを購入して、ビーチやホテルで堪能してみては。その他にも、ロブスターなどの海産物や野菜・果物が所狭しと並ぶ。

f:id:naoblog85:20200426141524j:plain

新鮮な食材がたくさん

マルシェは6時半頃から始まり、お昼前には終わってしまう。少し早めに訪れて、観光ついでに朝食をマルシェでとるのがおすすめだ。マルシェにはカフェが併設されており、こちらのカフェ・ラテが絶品。マルシェのパン屋さんでお気に入りのパンを購入し、カフェ・ラテと一緒に朝食にするのはいかがだろうか。活気ある地元のマルシェで、ヌメアならではのモーニングタイムが楽しめる。月曜日は定休日なのでご注意を。

f:id:naoblog85:20200426141543j:plain

マルシェ内のカフェ

 

ココティエ広場

ヌメアの中心にある公園。カフェや綺麗な公衆トイレがあり、Free Wi-Fiも利用できる。赤い屋根の音楽堂や噴水など、散歩するだけでも楽しめる。観光に疲れたら、ココティエ広場のカフェで一休みがおすすめ。

f:id:naoblog85:20200426141712j:plain

ココティエ広場の音楽堂

 

サンジョセフ大聖堂

1897年に建造されたヌメアの象徴的なカトリック協会。教会内は荘厳で美しい。中でも注目したいのが貝の形をした聖水盤。実はヌメア近海で獲れた天然の巨大なシャコガイで作られている。

f:id:naoblog85:20200426141756j:plain

サンジョセフ大聖堂

 

F.O.Lの丘

ヌメアの街並みが見下ろせる丘。ココティエ広場から歩いて20分程度で到着する。登り坂のため、日差しの強い夏の時期などはタクシー移動もおすすめ。ガイドブックによく取り上げられる景色が一望できる。ぜひ天気の良い日に訪れたい。

f:id:naoblog85:20200426141826j:plain

ヌメアの街を見渡す

 

ベルンヘイム図書館

1900年の世界万博でニューカレドニアのパビリオンとして使用された建物が移築され、現在は図書館として利用されている。ヌメア散策のついでに立ち寄ってみては。庭も整備されていて美しい。また、トイレも利用できる。

f:id:naoblog85:20200426141908j:plain

ベルンヘイム図書館

 

アンスバタ地区の観光スポット

アンスバタビーチ

リゾートホテルが集まり、多くの観光客が宿泊するアンスバタのビーチは外せない。アンスバタビーチ沿いには遊歩道が整備されており、海岸沿いを散歩するだけでも楽しい。ビーチにはローカルの方々も多く集まり賑わっている。海岸沿いに長く伸びるビーチだが、幅は狭いので海まではすぐ。ビーチには砂浜と芝生エリアもあるので、そちらでビーチピクニックもいいだろう。

f:id:naoblog85:20200429113616j:plain

アンスバタビーチ

 

ニューカレドニア・ラグーン水族館

アンスバタビーチ沿いにある水族館。小さな水族館だが見どころは十分。こちらの水族館のイチオシが、オオベソオオムガイの人工飼育。珍しい深海生物であるオオベソオオムガイを間近に見ることができる。その他、ニューカレドニアサンゴ礁に生息する熱帯魚などが展示されており、シュノーケリングで出会った魚たちに再会できる。ナポレオンフィッシュが泳ぐ大水槽もハイライトだし、屋外に展示されているウミガメも見逃さないように楽しみたい。

f:id:naoblog85:20200429113658j:plain

オオベソオオムガイが珍しい

 

ウアントロの丘

アンスバタ地区にある標高128mの丘。アンスバタの街並みやニューカレドニアの海が見渡せる。ここから見る夕日は美しく、サンセットのタイミングで訪れるのがおすすめ。トレッキングコースも整備されているが、意外と険しくルートもわかりづらい。徒歩で頂上を目指す場合は、車道沿いを登っていくのがおすすめ。歩行距離も短く、何よりルートがわかりやすい。徒歩で約20~30分の登山だ。

f:id:naoblog85:20200429113742j:plain

ウアントロの丘からみる夕景

ちなみに、ヌメアの観光地を巡るチューチュートレインと呼ばれる観光バスがあり、ウアントロの丘も訪れる。時間が合えば、こちらを利用するのも良い。

f:id:naoblog85:20200429113844j:plain

チューチュートレインも利用できる

 

グラン・カジノ

ヌメアには2件のカジノがあり、そのうち1件はル・メリディアンホテルに併設された『グラン・カジノ』。アンスバタに宿泊している場合は徒歩で気軽に訪れることができる。ル・メリディアンホテルには日本の旅行会社のツアーデスクがあるため、困りごとがあったら相談できるのも心強い。18歳以上の年齢制限があるのと、ドレスコードがあるのでご注意を。ただし、タンクトップ・ビーチサンダル・ショートパンツなどのカジュアルすぎる服装でなければ問題ない。ヌメアの祝祭日は街全体がおやすみムードになってしまうが、カジノは年中無休なので暇を持て余した時にも使える。

f:id:naoblog85:20200429113922j:plain

カジノが併設されたル・メリディアンホテル

 

カナール島

アンスバタからタクシーボートで約5分でいける無人島。アンスバタから少し離れただけだが海水の透明度は美しく、気軽に離島リゾート気分が味わえるのでおすすめ。タクシーボートの発着場はアンスバタに2ヶ所あり、宿泊先のホテルから近いところを利用するのが良いだろう。タクシーボート往復で1,250CFP。カナール島にはレストランがあり、ビーチチェアやシュノーケルセットのレンタルも全てこちらでできるので、手ぶらで楽しめる。

f:id:naoblog85:20200429114929j:plain

カナール島

 

海だけでなく、街歩きも楽しめるニューカレドニア。ヌメアの街を散策しながらプチフランス気分に浸ってみるのはいかがだろうか。