クリスマスはニューカレドニアのベストシーズン
南半球に位置するニューカレドニアでは真夏のクリスマスが楽しめる。ニューカレドニアは12〜3月が乾季となり、クリスマスイベントと好天のビーチリゾートが楽しめる最高のシーズンとなる。ニューカレドニアで年を越す観光客で年末年始は混み合うが、クリスマスシーズンは少し控えめ。混雑を避けたいなら、クリスマスを現地で過ごして年末に帰国する日程がおすすめ。街やホテルがクリスマスイルミネーションに彩られる12月は、ぜひ訪れたいベストシーズンだ。
クリスマスムード満点のココティエ広場
クリスマスにヌメアを訪れたなら、24日の夜は街の中心に位置するココティエ広場をぜひ訪れたい。ココティエ広場がクリスマスカラーに彩られ、華やかなクリスマスイベントが開催されるからだ。
クリスマスシーズンに入るとココティエ広場には大きなツリーとサンタクロースへの手紙を投函できる特別な郵便ポストが設置される。この時期にココティエ広場を訪れると、家族と一緒にサンタクロース宛の手紙を投函している子供たちの様子に出会うことができるだろう。そして、24日のクリスマスイブの夜にはサンタクロースが現れて、手紙の開封イベントと光と音のショーが開催される。ヌメア中の子供たちが集う、賑わいあふれる夜になる。
まるでテーマパークにいるかのような華やかなイベントは必見。ヌメアの子供たちが主役のイベントだが、大人でもその雰囲気を存分に楽しむことができるだろう。また、イベントのラストには大きなクリスマスツリーから人工雪(泡)がココティエ広場に降り注ぐ。イルミネーションに照らされて一層クリスマスムードが盛り上がる。
リゾートホテルが立ち並ぶアンスバタへはタクシーで戻ろう
ココティエ広場のクリスマスイベントを最後まで堪能すると、観光客の足である市バスの最終便に間に合わない。ココティエ広場から徒歩圏内であるヌメア市内のホテルに宿泊している場合には問題ないが、多くのリゾートホテルが立ち並ぶアンスバタ地区へはタクシーしか足がなくなるのでご注意を。
ちなみにココティエ広場周辺は交通規制され、タクシー乗り場にはタクシーがない。近くのホテルに駆け込んで、フロントでタクシーを手配してもらおう。ホテルのフロントであれば英語も通じるので安心だ。
12月25日は街中がお休みムード
ニューカレドニアの人々にとってクリスマスは大事なイベントで、特に24日の夜は家族や友人と遅くまでパーティーを行うのが一般的だそう。翌25日は街中のお店がクローズする。昨夜の賑わいが嘘のように、街がひっそりと静まり返るほどだ。観光客向けの水族館や、カナール島へ向かうタクシーボートもクローズするので気を付けたい。エール・カレドニーの航空便も25日の午前は全て運休となる。25日に観光の予定を詰め込んでも叶わないので注意が必要だ。
もちろんホテル内のレストランなどはオープンしているので、25日はビーチやホテル内のプールでゆったりと、何もしないニューカレドニア流のクリスマス休暇を楽しむのがいいだろう。