個性あふれる離島の数々
ニューカレドニアを訪れたなら、離島は外せない。個性あふれる島々でしか味わえない希少な体験が待っているからだ。自分の好みや旅のスタイルにあった魅力的な離島がきっと見つかるはず。
イルデパン島
天然の海水プールであるピッシンヌ・ナチュレルや美しい白い砂浜が続くカヌメラ湾など、魅力たっぷりの島。シュノーケリングをすれば浅瀬でも美しい魚たちに出会える。
ウベア島
「天国にいちばん近い島」の舞台となった離島。真っ白なビーチと海と空の青のグラデーションを楽しめる。何もせずにゆったりと自然を満喫できる島。
リフー島
透明度の高い海と真っ白な砂浜で有名なロンガニビーチを有する島。バニラ栽培もされており、農園見学もできる。
マレ島
美しいサンゴ礁に囲まれた素朴で緑豊かな島。スキューバ、ジェットスキーなどのアクティビティがないが、手つかずの森に囲まれた秘境を体験できる。
メトル島
ニューカレドニアで唯一、水上コテージがある島。南国感あふれる水上コテージに宿泊したいならメトル島一択。
国内線航空券の取り方
アンスバタからタクシーボートで行けるカナール島やメトル島を除き、魅力の詰まった離島へのアクセスは国内線利用が必要になる。国内線の手配方法は、下記のオプションがある。
- 離島滞在が含まれるパッケージツアーを利用
- 現地オプショナルツアーを利用
- 自己手配
私は自己手配でイルデパン島を訪れたので、国内線の自己手配方法をご紹介したい。ただし、ニューカレドニア国内線の自己手配はリスクも伴うため他のオプションも要検討だ。リスクについても後述したい。
自己手配はリスクを承知で
ニューカレドニアの国内線エール・カレドニーは頻繁に遅延や欠航をすることで有名。自己手配する際は、しっかりとそのリスクを理解しておきたい。自己手配時のリスクについては、アンスバタの土産店AQUAのページが詳しい。
ニューカレドニアの国内線を運航しているエアカレドニーのホームページでは チケットのオンライン販売を行っています。また、離島のホテルによってはやはりオンライン予約を 受け付けているところもあります。これらのサイトを利用して旅行会社を通さずに離島行きを 計画される方もいらっしゃいますが、正直言ってリスクが高くトラブルも多いのでAQUAとしては お勧めしておりません。
最大の問題点としてニューカレドニアの国内線の飛行機は非常に欠航が多いことがあげられます。 先日も霧雨が2日続いて2日間全便欠航してました。また、ストによる欠航も多く、 場合によっては数週間飛ばないこともままあります。 予約したからと言って必ず飛ぶとは限らないのがニューカレドニアの国内線の飛行機なんです。
天候不良の場合はチケット代は払い戻しされますが、ストライキの場合は返金されません。 予約してあった離島のホテル代はキャンセル料として全額徴収されますし、 併せてヌメアのホテルを新たに確保しなくてはなりません。 また、離島に渡ったあとでの欠航が続くと日本へ帰る国際線のチケットも捨てて新たに高額の 片道航空券を購入しなくてはならなくなってしまいます。
日程的・金銭的に余裕があるか、あるいは海外でのトラブル時の対応に自信のない方は、オプショナルツアーなどの旅行代理店を通したプランが安心だ。万が一の際のコストは旅行代理店が負担してくれる。
もし個人手配する際も、帰国日にヌメアに戻る日程は避けよう。日本への帰国便は深夜発となるため、国内線が順調に運航する前提であればスケジューリング可能だが、エール・カレドニーの遅延・欠航リスクを勘案すると厳禁といえるだろう。
国内線航空券を自分で取る方法
エール・カレドニーのチケットを予約する方法をご紹介する。チケット手配自体はオンラインで完結し、非常に簡単だ。ただし、英語・フランス語対応のみなのでご注意を。
1. エール・カレドニーの予約サイトを開く
エール・カレドニーの予約サイトはこちらから。サイトの言語は左上の言語選択で英語・フランス語の2カ国後から選択できる。
2. 発着地と日付を選択
次に発着地と日付を選択する。今回はヌメアからイルデパン島の往復航空券を予約する。購入する航空券にあったタブを選択する。今回は往復航空券を購入するので「Round Trip」を選ぶ。
出発地はヌメアの「Noumea Magenta」空港、到着地はイルデパン「Ile Des Pins」を選択する。ヌメアの国内線はトントゥータ空港ではなくマゼンタ空港を利用するので注意が必要だ。
最後に往路・復路の利用日と搭乗者数を選択して空席状況を検索する。
3. 搭乗便と予約クラスを選択
空席のある便が一覧で表示されるので、利用したい便を選択する。予約クラスは3種類用意されており、下記の違いがある。
Loisir | Standard | Plein tarif | |
---|---|---|---|
返金規定 | 返金不可 | 払戻手数料 3日前まで:500XPF 出発まで:2,000XPF 出発後:2,000XPF |
払戻手数料 不要 |
予約変更 | 変更手数料 3日前まで:700XPF 出発まで:2,700XPF 出発後:2,700XPF |
変更手数料 3日前まで:500XPF 出発まで:2,000XPF 出発後:2,000XPF |
変更手数料 不要 |
荷物重量 | 12kg | 12kg | 20kg |
搭乗便と予約クラスを選択したら確認画面が表示されるので、間違いがないかしっかりとチェックしておこう。
4. アカウント登録
続いてアカウント登録を行う。*印がついている欄は必須記載項目だ。
アカウント登録が完了したら搭乗者登録と航空券料金の支払いを行う。オンラインではクレジットカード支払いしか受け付けていないので、その他の方法で支払いたい場合は現地の旅行代理店に手配を依頼するしかない。
5. eチケット入手
チケットの購入が完了したら、登録したメールアドレスあてにeチケットが届く。これを印刷すれば、搭乗準備は万端。あとはフライトがキャンセルされないことを祈るだけだ。
気軽なOne day tripもおすすめ
現地オプショナルツアーであれば、効率よく周れるいいとこ取りの日帰り離島ツアーも用意されている。できれば離島で宿泊したいが、気軽に参加できる日帰りツアーも検討の余地ありだ。また、エール・カレドニーのウェブページでは航空券が満席でも、旅行代理店を経由するとまだ空席がある場合もある。
現地旅行代理店は複数あるが、離島オプショナルツアーならサウスパシフィックツアーズがおすすめ。ニューカレドニアのツアーに長けた大手旅行代理店のため、繁忙期でも比較的予約がとりやすい。
遅延や欠航などの不安要素もある離島ステイだが、本島だけでは味わえない感動がきっと待っている。ニューカレドニアの離島、おすすめだ。