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クロアチア旅行に使いやすいターキッシュエアライン!ビジネスクラスへの有償アップグレードも

 

 

クロアチア旅行にターキッシュエアラインは利用価値アリ

テレビ番組「アナザースカイ」で紹介されていた際に一目惚れし、ずっと行きたかった国クロアチア。ついに念願叶ってクロアチアを旅することができた。これから複数回の記事に分けて、クロアチアのおすすめスポットやクロアチア旅行のノウハウをご紹介していきたい。まず最初はクロアチアへの足について。

記事執筆時点で日本からクロアチアまでの直行便はない。しかし、スカイスキャナーで調べてみると経由便の候補は複数出てくる。

価格で選ぶなら、中東経由が第一候補に挙がる。しかし中東経由は所要時間がかかることに加えて、乗継がイマイチなこともあり断念した。一方、欧州経由は価格が見合わず。

思い悩んだ結果、今回は乗継効率とコストのバランスが良かったターキッシュエアラインを選択することにした。私が実際に利用したのは下記の便だ。

往路 成田 21:40 イスタンブール 03:40 TK53
  イスタンブール 06:40 ドブロブニク 07:40 TK439
復路 ザグレブ 20:15 イスタンブール 23:20 TK1056
  イスタンブール 01:40 成田 19:10 TK52

今回は旅程をドブロブニクIN〜ザグレブOUTとしていた。ターキッシュエアラインが両都市に就航していたことも大きな決め手となった。価格はタイミング次第だが他の欧州経由便と比較すると安価であることが多く、乗継効率重視なら有力な選択肢になるだろう。

 

ターキッシュエアラインのビジネスクラス

以前JALの北米便でインボラアップグレードしてもらってからというものビジネスクラスの快適さが忘れられず、搭乗機のビジネスクラスがつい気になってしまう。今回利用するターキッシュエアラインは当日の有償アップグレードオプションが利用できるということもあり、ターキッシュエアラインのビジネスクラスについて調べてみた。

 

ビジネスシート

ターキッシュエアラインのビジネスシートは、長距離便では一般的なフルフラットシートが搭載されている。特筆すべきは、マッサージ機能搭載というポイントだろう。シートの仕様は下記の通り。

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  • 193 cm のベッドになるフルフラットシート
  • 座席のコントロールパネル
  • 個別の読書用ライト
  • マッサージ機能
  • 調整可能な回転式のお食事用テーブル
  • 電源ソケット
  • 肘の高さの下のプライバシーエリアを確保できる間仕切り

機材によって仕様は異なるが、成田〜イスタンブールの就航便はB777-300のため、マッサージ機能が搭載されている。

 

シェフが調理する機内食

さらにターキッシュエアラインのビジネスクラスで特筆すべきは機内食だ。機内に専属シェフが搭乗しており、実際にシェフが機内で調理したメニューが提供される。各社機内食にはこだわりがあるだろうが、専属シェフを配置するのは非常に特徴的で、ターキッシュエアラインの機内食への力の入れようが伺える。ただでさえ豪華なビジネスクラス機内食を、さらにシェフが仕上げてくれるというのはポイントが高い。

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さらに、フライトの48時間前までであれば機内食の事前リクエストが可能だ。下記は一例だが、WEBページには数多くのメニューが用意されている。ビジネスクラスなら、快適で優雅な移動空間も旅の思い出の一つになるはず。それを彩るメニューを選ぶ時間も楽しいだろう。

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当日有償アップグレード

有償アップグレードのオファー金額は年々値上げ

先述した通り、ターキッシュエアラインにはビジネスクラスへの当日有償アップグレードの仕組みがある。 当日ビジネスクラスに空席がある場合だけだが、早めにチェックインすれば空席がある確率は高い。

長距離路線を快適なシートでくつろぐことができるのが最大のメリットだが、ビジネス利用であれば空港ラウンジを利用できるところもポイントだ。成田のクレジットカードラウンジは出国ゲート前にしか用意されておらず使い勝手が悪い。一方ターキッシュエアラインのビジネスを利用すれば出国審査後のANAラウンジを利用でき、より快適に待ち時間を過ごせるというわけだ。

有償アップグレードのオファー金額だが、私の搭乗時点で片道10万円(2019年秋時点)であった。事前のリサーチでは片道5万円から7.5万円に値上げしたという情報を入手していたが、さらに値上げされていた。今後もオファー金額は変動すると思われる。

 

有償アップグレードの利用は断念

実際にオファー利用も想定して早めにチェックインカウンターを訪ねたが、今回は利用を見送ることとした。事前リサーチ時の金額よりも値上げされていたことと、クロアチアでの滞在費にコストをかけたいという勘定が働いたためだ。

しかし10時間を超えるエコノミーフライトはやはりつらいもの。快適な移動に価値を見出せる方なら是非オファーを受けてみても良いのではないだろうか。確実に当日オファーがあることは確約されないものの、ビジネスシートを事前に申し込むよりも当日オファーを選択した方が確実にお得なはずだ。