旅 dialogue

現地で感じた情報を新鮮なままお届け!おなすの旅ブログ

【ハローサイクリング】実際に利用して気付いたメリットとデメリット

 

 

コロナ禍で躍進するシェアサイクルサービス

コロナ禍でシェアサービスも例に漏れずマイナスの影響を受ける中、シェアサイクルサービスが躍進しているらしい。電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを行っているLUUPは、緊急事態宣言解除後に過去最高売り上げを達成したという。特に感染者数の多い都心部では公共交通機関を使うことへの抵抗感があり、シェアサイクルの需要が増加したのだろう。徒歩圏内と公共交通機関利用で事足りてしまう都心部では、自動車を持たないのはもちろんのこと自転車を保有しないケースも多々ある。コロナの感染リスクを極力減らしたいので公共交通機関は利用したくないが、徒歩圏内よりも少し遠出したい、というニーズにうまくマッチしたのだろう。また、Uber eatsなどの宅配サービスにシェアサイクルを利用しているドライバーもよく見る。

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今回利用したハローサイクリングとは

ハローサイクリングは東京を中心に、全国各地でシェアサイクル事業を展開している。自宅の近くに複数のステーションがあるため、今回初めて利用してみた。

ハローサイクリングの料金体系は、15分70円の時間課金。12時間最大1000円の上限金額も設定されている。15分ごとに70円が課金されるが、12時間までの最大料金が決まっているため長時間利用もしやすい。

実際に利用してみると便利な反面、不満が残る点もあった。利用して初めて気付いたメリット・デメリットを挙げてみる。

HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア

 

ハローサイクリングのメリット

1アカウントで複数台利用可能

家族や友人など、グループ利用時に便利な機能。1アカウントで最大4台まで利用可能なため、4人家族であれば1人利用登録すれば間に合う。他のシェアサイクリングサービスは1アカウント1台であることが多く、無闇にアカウント数を増やさなくても済むのはメリットと言えるだろう。

 

電動自転車が利用できる

ハローサイクリングで貸し出しているのは電動自転車。私が借りたのはヤマハのPASだった。電動自転車での移動はかなり楽で、特に都内や横浜など坂の多いところの移動で重宝する。購入するとなると高価な電車自転車を気軽にレンタルできるのは良いポイントだ。

 

利用予約も返却もアプリで簡単

利用はとても簡単だ。予約も返却もアプリで完結する。予約時は近くのステーションにある自転車を選択するだけ。予約から30分間、選択した自転車が確保される。その間にステーションに行って、利用開始すれば良い。30分を過ぎると自動的に予約キャンセルされるが、キャンセル時は課金されないので安心だ。返却時も、返却したいステーションを30分前から予約できる。

 

ハローサイクリングのデメリット

借りたい時に借りられない

シェアサイクリングのため当然かもしれないが、ステーションに設置されている自転車が全て貸し出されている時は利用できない。利用が集中する時間帯は早い者勝ちで、借りられたらラッキーくらいの心積りでいる必要がある。

 

返したい場所で返せない

返却も、希望の場所を利用できない可能性がある。ハローサイクリングでは各ステーションの最大設置台数が決まっており、すでに満車だと返却できない仕組みになっている。その場合は別の返却可能なステーションを探すしかない。近くに別のステーションがない場合は致命的だ。今は30分前から返却ステーションの予約ができる返却予約サービスを活用してリスクを減らすしかない。

 

充電残量

電動自転車であるが故、バッテリー残量もデメリットとなる。貸し出し可能な自転車はあっても、バッテリーがほぼゼロという場合も多々ある。電動アシストを利用せずに普通の自転車として使う手もあるが、自転車自体の重量が大きいため快適ではないだろう。アプリで充電残量が確認できるので、充電残量の多い自転車を選択するしかない。

 

使い方を選べば便利なサービス

上述したように現状は、借りたい時に借りられない、返したい場所で返せない、ということが起こりうるシステムになっている。外せない大事な予定の移動手段としてハローサイクリング利用は勧めないが、「あったら借りよう」くらいの日常利用には大活躍すると思う。東京を中心に全国各地で展開しているため、旅先で利用するのも良いだろう。更なる利便性の向上を期待したい。

www.hellocycling.jp