世界三大小籠包と称されるジョーズシャンハイ
世界三大小籠包と称される名店がある。台北の「鼎泰豊」、上海の「南翔饅頭店」、そしてニューヨークの「ジョーズシャンハイ」だ。それぞれ個性の異なる小籠包を提供している。
今回はジョーズシャンハイの銀座店に訪れる機会があったのでご紹介したい。ジョーズシャンハイはニューヨークに本店を置くモダンチャイニーズレストランで、元クリントン大統領などの著名人も通う名店だそう。日本では池袋への初上陸を皮切りに、銀座、大阪に店舗を構えている。
ジョーズシャンハイの看板メニューはやはり小籠包で、中でも「Joe's特製 蟹肉と蟹ミソ入り小籠包」は外せない。かなり大ぶりで、あんとスープがぎっしり詰まった小籠包は絶品だ。
ランチはお得に看板メニューが味わえる
銀座で所用があったため、ジョーズシャンハイ銀座店にランチでお邪魔した。入口にはスワロフスキーのシャンデリアが煌めく高級感のあるレストランだ。ランチは、セットメニューが1,500円程度で食べられるのでとてもお得。休日はランチ価格が少しだけアップするが、それでも2,000円以下で収まる。また、ランチセットにはメインディッシュに加えて豚肉小籠包と蟹肉と蟹ミソ入り小籠包が付いてくるので満足感は抜群だ。
ランチでは下記のメニューが用意されている。
ランチセットメニュー(平日料金・2020年8月現在)
- フカヒレ金糸の煮込みつゆそば(1,980円)
- Joe's スペシャルコース(3,100円)
- フカヒレの姿煮セット(3,380円)
- スパイシー麻辣豆腐セット(1,500円)
- 海鮮と季節野菜のあんかけ焼きそばセット(1,500円)
- Joe's 麻辣担々麺セット(1,480円)
- 鎮江黒酢の酢豚セット(1,580円)
- ヌードルランチセット (1,380円)
小籠包はさすがに文句のない美味しさ。個人的な好みだが、鼎泰豊の薄皮の小籠包よりも、もっちりとした皮で包まれたジョーズシャンハイの小籠包の方が口に合う。メインディッシュはもちろんのこと、デザートの杏仁豆腐風パンナコッタも滑らかな口あたりで、ペロリと平らげた。
また、感心したのはコロナ対策。店頭でのアルコール消毒液設置はもちろんのこと、入店時の検温、テーブルセッティング時のアルコール消毒など、感染対策が徹底されていた。また、各テーブルにもアルコール消毒液が用意されていた。外食にも少し不安を感じる昨今だが、ここまで対策が徹底していると安心して利用できる。
銀座店は移転のため休業中 11月末からリニューアルオープン
お盆時期に銀座店を訪ねたが、銀座店は移転のため今年の8月20日をもってクローズした。11月30日に銀座のヒューリックスクエアの地下一階にてリニューアルオープンするとのこと。リニューアルオープンまでは、池袋などの他店舗でもジョーズシャンハイの味を楽しめる。また、ジョーズシャンハイと並ぶ「鼎泰豊」と「南翔饅頭店」も日本進出しているので、世界三大小籠包の食べ比べもしてみたい。