楽天モバイルが発表したお得度抜群の携帯プラン
2021年1月29日に楽天モバイルがお得度抜群の携帯料金プランを発表した。総務省からの値下げ圧力で各社一斉に新プランを発表したが、どれも横並びというのが現状。その中で、元々2,980円というリーズナブルな価格で通信・通話無制限プランを提供していた楽天モバイルが、さらなるお得プランを発表した。
楽天モバイルユーザーである私も歓喜のお得な新プラン発表となった。docomo・au・Softbankの新料金プランとの比較も踏まえながら、そのお得さをご紹介したい。
楽天モバイル新プラン
楽天モバイルより新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が発表された。上限金額の2,980円は現行プランと変わらないものの、実際に利用したデータ容量に応じて実際の支払額はさらに安くなる。利用したデータ容量が1GB以下の場合はゼロ円運用も可能な、破格のプランだ。
MM総研が発表した「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020)」によると、月間データ通信料は全体の29%のユーザーが1GB未満、59%のユーザーが3GB未満、90%を超えるユーザーが20GB未満という調査結果が出ている。現在、自分の利用実態に合っていない大きなデータ容量で契約し、不要な通信費を支払っている方もいるだろう。楽天の新プランであれば、実際の利用状況に応じた金額で低コストで運用することができる。ほぼすべてのユーザーが1,980円以内に収まる、といえるだろう。
他社プランとの徹底比較
次に、docomo・au・Softbankから発表された新プランと比較してみよう。
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI |
docomo ahamo |
au povo |
Softbank LINEMO |
||
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料金 | ~1GB | 0円 | 2,980円 | 2,480円 | 2,480円 |
~3GB | 980円 | 2,980円 | 2,480円 | 2,480円 | |
~20GB | 1,980円 | 2,980円 | 2,480円 | 2,480円 | |
20GB~ | 2,980円 | - | - | - | |
高速データ 通信容量 |
楽天回線:無制限 パートナー回線:5GB |
20GB | 20GB | 20GB | |
国内通話 | かけ放題 Rakuten Link利用時 |
5分かけ放題 以降20円/30秒 |
20円/30秒 * | 20円/30秒 * | |
5G対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
eSIM | ○ | ○ | ○ | ○ | |
契約 | Web | ○ | ○ | ○ | ○ |
店舗 | ○ | × | × | × | |
その他特徴 | 海外66ヵ国で利用可能 | 海外82ヵ国で利用可能 | 豊富なオプション | LINEカウントフリー |
* 5分かけ放題オプション(500円/月)あり
注目ポイントは下記の3点だ。
1. データ利用料
先述した通り、楽天モバイルは実際に利用したデータ通信料に合わせて課金され、上限が2,980円の設定だ。楽天回線エリアであれば、データ容量20GB消費後も、速度制限なく高速通信が可能となる。
一方、他社は全て20GBまで2,480円(au・Softbank)、2,980円(docomo)の一律料金。20GB超過後はデータ速度が最大1Mbpsまで制限されてしまう。
2. 音声通話
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを使用した通話がかけ放題。一方、他社は5分までのかけ放題(au・Softbankは500円/月のオプション加入が必要)で、5分を超える通話には20円/30秒の料金が加算される。ここでも楽天モバイルの圧勝と言える。
3. 申し込み
今回docomo・au・Softbankから発表された新プランは全てインターネット申し込み専用プランだ。携帯ショップでのきめ細やかなサービスは残念ながら期待できない。一方、楽天モバイルは店頭での申し込みも可能。楽天モバイルでは自社ショップのほか、家電量販店などにカウンターを設置しており、対面で相談したい場合にも対応できる利点がある。楽天モバイルのショップは下記のリンクから確認できる。
楽天モバイルの気になる通話・通信品質は?
私は楽天モバイルをメイン回線として利用しているので、実ユーザとしての使用感をご紹介したい。都内在住のため楽天モバイルの自社回線網が整っているという前提だが、通話・通信ともに不自由なく利用できている。Rakuten Linkでの通話音質は以前まで利用していたドコモと比べて若干劣るように感じるが、通話する上では十分な品質と言えるだろう。
docomo・au・Softbankと比較し、まだ通信・通話カバーエリアが狭く、品質に懸念があることは否めない。ただし、楽天回線エリア以外ではau回線利用も可能なため、致命的な影響はないと思われる。後述するが、1年間料金無料のキャンペーンもあり、通話・通信無制限のため気兼ねなく利用できる。楽天モバイルに乗り換えたことによるメリットの方が格段に大きいだろう。
キャンペーンと組み合わせれば最強の格安運用が可能に
楽天モバイルは先着300万人限定キャンペーンとして1年間の利用料金無料キャンペーンを実施している。無料期間終了後も、上述の破格プランでの利用が可能だ。また、新規申し込みで5,000ポイント還元され、スマホ同時購入時はさらに最大で20,000ポイントが還元されるキャンペーンも実施中だ。紹介キャンペーンもあるので、周りに楽天モバイルユーザがいれば上手く活用したい。
- プラン料金が1年間無料(先着300万人)
- 新規申し込みで5,000ポイント還元
- スマホ同時購入でさらに最大20,000ポイント還元
- 家族・友人の紹介で1,000ポイント(紹介者に1,500ポイント)
楽天モバイルは入退会時の事務手数料が無料。1月末時点で契約者数が220万人を突破したと発表があったため、1年間の無料キャンペーン対象者も残り80万人を切った。通信・通話品質が心配な方もいるだろう。まずは無料期間だけお試し、という使い方もアリだ。