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【クロアチア】ドブロブニク発スプリット行き 長距離バスの旅

 

 

ドブロブニクからスプリットまではバスで移動できる

見どころの多いクロアチア。せっかく旅をするなら複数都市を巡って満喫したい。ドブロブニクからスプリットまでの移動なら、長距離バスが便利だ。乗り換えなしでダイレクトに移動できる。実際に私はドブロブニクからスプリットまでの長距離バスを利用したので、乗り方や車内の様子をご紹介する。

 

チケットは事前にWEB購入が便利

チケットは当日バスターミナルのチケットカウンターで購入することもできるが、事前にWEBで購入しておいた方が安心だろう。私が利用したドブロブニク〜スプリットのバス便は満席で、当日のチケット購入であれば利用できなかった可能性もある。1時間に1本程度の頻度でバス便はあるが、無駄な待ち時間を減らして時間を有効活用するという意味でも事前予約がおすすめだ。クロアチアの長距離バスの事前予約は、下記のGetByBusのページからオンラインでできる。

 

ドブロブニクのバスターミナル

ドブロブニクの長距離バスの発着所、中央バスターミナルはグルージュ港の近くにある。旧市街からは1A、1B、1Cのバスに乗って約15分かかる。荷物が多い場合はタクシーやUberの利用が便利だ。クロアチアでのUberの利用方法は下記の記事を参考にして欲しい。

tabidialogue.hatenablog.com

 バスターミナルにはチケットカウンターと小さな売店、カフェがある。トイレももちろんあるが有料だ。便利なのは、近くに大型スーパーのKONSUMがあること。ちょっとした買い出しやバス待ち時間の暇つぶしに使える。ドブロブニクのバスターミナルは最低限の設備は備えているものの充実した施設ではないため、チケットを事前予約して出発20〜30分前くらいを目指して行くのが良いだろう。

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中央バスターミナル

 

預け荷物は有料

出発の約15分前からバスに乗り込める。スーツケースなどの大きな荷物を預ける場合は、一つ10クーナの追加料金が必要になる。こちらは、ドライバーに直接現金で支払う。私の利用したバスは、座席指定制だった。

 

バスはトイレあり

長距離バスの心配事の一つが移動中のトイレ事情。幸いバスにはお手洗いが設置されていた。バス中央部の乗降口に小さなトイレが一つ。狭いトイレだが、あるだけでも安心だろう。ただし、運行会社や便によって違いがあるかも知れない。

 

長時間のバス移動

ドブロブニクからスプリットまでは長時間のバス移動となる。時刻表通りにいけば約4時間。私が乗車したときは、特に渋滞に巻き込まれた訳でもなかったが1時間遅れで5時間も要した。途中休憩は一切なかったのが辛かった。

ちなみに、スプリットまでの道中にボスニア・ヘルツェゴビナを経由する。旅行中は当然携帯しているだろうが、パスポートが必要になる。入国および出国ゲートでは職員がバスに乗り込み、パスポートが回収される仕組みだ。ボスニア・ヘルツェゴビナを通過するのはほんの15分くらいだが、+1カ国寄れるのはちょっとお得な気分になる。15分程度バスで通過しただけなので、訪れた国リストに追加するのは憚られるか。ボスニア・ヘルツェゴビナも地中海沿いはオレンジ屋根の民家が連なり、バスの車窓からの風景はクロアチアと大差なかった。

 

スプリットのバスターミナルに到着

5時間の長旅を終えて到着するのはスプリットのバスターミナルだ。こちらのバスターミナルはスプリットの旧市街まで徒歩圏内。バスを降りると目の前にはクルーズ船や地中海の島々に向かう船が目に入る。スプリット空港へ向かうシャトルバスもこのバスターミナルからの発着だ。

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スプリットのバスターミナル

到着地のスプリットは世界遺産とリゾート感が入り混じった魅力溢れる街。スプリットの見どころはこちらの記事を参考にして頂きたい。

tabidialogue.hatenablog.com