行ってみたい国:ウズベキスタン
コロナ禍で国内旅行すらままならない中で、再び自由に旅行ができるようになったら行きたい国と、そこでやりたいことを考えてみた。今回はウズベキスタン。青く映えるサルカマンドの街の風景に魅了され、今一番訪れてみたい国だ。
2018年からビザが免除され、ますます行きやすくなった。日本からは成田〜タシケント直行便がウズベキスタン航空により運行されていてアクセスも良い。中央アジアのエキゾチック感をぜひ現地で満喫したい。
やってみたいこと1 サルマカンドで「青の都」たる由縁を知る
ウズベキスタン観光のハイライトだろう。「青の都」と称され、サルカマンドブルーのイスラム建築群が堂々と建つ世界遺産の街。サルカマンドで是非訪れたいのがレギスタン広場だ。広場を取り囲むように配された3つのマドラサ(神学校)の、青を基調としたモザイク壁画をこの目で見てみたい。ウズベキスタンに行くなら、絶対にサルカマンドは外したくない。
やってみたいこと2 砂漠の中の都市ブハラでオアシスを体感する
ザラフシャン川の下流域に古代より栄えたオアシス都市だそう。1993年に旧市街がブハラ歴史地区として世界遺産に登録された。ブハラの旧市街にそびえる46.5メートルの塔「カナーン・ミナレット」、4本の塔が象徴的なイスラム建築の「チャル・ミナル」、お椀を逆さにしたような形状の城壁が珍しい「ブハラ城」など。この街で足を運びたいスポットは多々ある。
やってみたいこと3 要塞都市ヒヴァで中世にタイムスリップする
こちらも世界遺産に指定されている街。約10kmの城壁に取り囲まれた城塞都市だそうだ。城壁の中にはたくさんのモスクやマドラサが残されているとのこと。中世に栄えたシルクロードのオアシス都市にタイムスリップしてみたい。
やってみたいこと4 タシケントのバザールに行く
成田からの玄関口になるタシケント。せっかくなので、タシケントの街も時間を作って散策したい。行ってみたいのは旧市街にあるバザール「チョルスー・バザール」。旧市街最大規模だそうで、日用品から食品やお土産まで揃う。ローカルの雰囲気も味わいたいし、旅の思い出に現地感溢れるお土産も手に入れたい。
やってみたいこと5 高速鉄道に乗る
タシケントからサルカマンドまでを結ぶ高速鉄道「アフラシャブ号」。両都市を約2時間で結ぶ。スペイン製の高速鉄道で、料金は手頃で車内も綺麗とのこと。 都市間移動の高速化・効率化にも役立つし、是非利用したい移動手段だ。
やってみたいこと6 ウズベキスタン料理を堪能する
ウズベキスタン料理と聞いてピンとくるメニューは何もないが、内陸国のため牛肉や羊肉といった肉料理がメインだそうだ。主食はナンで、日本人に馴染みの薄っぺらいインド風ナンではなく、厚みのあるモチモチ直感が特徴とのこと。また、「プロフ」と呼ばれるピラフや「シャシリク」と呼ばれる串焼きなど、日本人の口にも合いそうな料理が並ぶ。もちろん現地で食すのが一番だが、まずは日本のウズベキスタン料理店で試してみようか。
やってみたいこと7 青が映える焼き物を買う
ウズベキスタンでのお土産の定番は、「スザニ」と呼ばれる刺繍入りの布だそうだ。刺繍模様にはそれぞれ魔除けなどの意味があり、ウズベキスタンの代表的な工芸品とのこと。他にも陶器の人形なども有名らしいが、私がお土産に購入したいのが陶器の食器。青を基調とした幾何学模様がウズベキスタンのイスラム建築を彷彿とさせ、如何にもウズベキスタン感を感じないだろうか。価格は意外にも安く、小さなものであれば1ドル程度から購入できるそうだ。
イスラム建築の美しさに魅了され、一度は訪れてみたいウズベキスタン。せっかく行くなら複数都市を周遊したいので、最低1週間は必要か。まず国内の自粛ムードが解禁したら都内のウズベキスタン料理店を訪ねて、青の都に思いを馳せてみようか。