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【ニューカレドニア】プリペイドSIMが登場!選択肢が増えた現地モバイルアクセス手段まとめ

 

 

ニューカレドニア のモバイルアクセス

ニューカレドニア はハワイやグアムほど観光地化されていないためか、現地のモバイルアクセス事情はあまり良くなかった。しかし、2019年にプリペイドSIMが登場し、現地でのモバイルアクセス事情は飛躍的に良くなった。現在、現地でスマホ利用するなら以下の方法がある。

私は海外でのモバイルアクセスはプリペイドSIM派。ただし、ニューカレドニアプリペイドSIMは利用手順が少々煩雑だ。現地に到着したらすぐに利用したい場合や、複数人で共有する場合はモバイルWi-Fiも捨てがたい。こちらの記事ではモバイルWi-FiプリペイドSIMの現地利用方法をご紹介する。ちなみに私はモバイルWi-Fiを利用した。

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モバイルWi-Fiを利用する

モバイルWi-Fiは日本の空港でレンタルできたり、1台レンタルしておけば複数人でシェアできるところがおすすめポイントだ。

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利用できるレンタル会社

ニューカレドニアで利用できるモバイルWi-Fiをレンタルできるところはそう多くない。大手のレンタル会社だと、以下のサービスが利用できる。

いずれも4G通信対応のモバイルルーターがレンタルできるので、現地での使い勝手はどちらを選んでも相違ないだろう。両社の価格を比較して、安い方でレンタルしておけば問題ない。ちなみに、事前にWEBから利用申し込みしておくことをおすすめする。アメリカやヨーロッパなどの利用者の多い地域のレンタルWi-Fiであれば空港のカウンターで当日レンタルも利用できるが、渡航者の少ないニューカレドニア向けWi-Fiの当日レンタルは在庫が心配。事前申し込みは以下のサイトからできる。

 

モバイルWi-Fiの利用方法と注意点

モバイルWi-Fiの利用方法は簡単。心配であれば、空港のレンタルカウンターでスタッフが丁寧に教えてくれる。

使い方はいつものWi-Fiアクセスと全く同じだ。現地に着いたら、モバイルWi-Fiの電源を入れる。モバイルWi-Fiのディスプレイや裏面のシールにWi-Fi名とパスワードが記載されているので、そちらを参考にスマホやPCを接続すれば完了だ。

モバイルWi-Fi利用時の注意点としては、電話利用ができないこと。友人や家族間の通話であればLINEなどの通話アプリが利用できる。現地のホテルやレストランなどへの通話も利用をしたい場合は、050 plusなどのIP電話サービスを利用しよう。

 

プリペイドSIMを利用する

2019年に登場したニューカレドニア の旅行者向けプリペイドSIM。価格も手頃なのでおすすめだ。しかし、利用手順は少し煩雑になる。

プリペイドSIM『Tourism Card』

ニューカレドニアプリペイドSIMはTourism Card一択だ。旅行者が気軽に利用できるSIMはこれしかない。

  • 料金:3,180 CFP(1,500 CFP分の通信料を含む)
  • 利用期間:3ヶ月(SIMの有効期間)

プリペイドSIMの購入はトントゥータ国際空港の到着ロビーにある郵便局でできる。また、市内の郵便局やスーパーマーケットでも購入が可能だ。  

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アクティベートが必要

SIMカードを利用する前に、アクティベーションが必要になる。Tourism Cardはアクティベーションのステップが少々煩雑なので、そこがあまりおすすめできないポイントだ。デジタル機器に詳しい方や、同行者に頼れる方がいる場合は、低コストで現地モバイル通信が利用できるのでぜひ選択肢に入れたい。

アクティベーションのステップは以下の通りだ。

 

SIMカードアクティベーション方法
  1. SIMカードスマホに挿入する
  2. SIM PINコード:0000を入力する
  3. アクティベーションのために1088をダイヤルする

以上でSIMのアクティベーションが完了だ。

 

モバイルサービスのアクティベーション方法

SIM購入時にはモバイルサービスの利用期間と通信容量が決まっておらず、ユーザが利用時に選択する仕組みになっている。そして、ここが少し煩雑。

  1. 利用したい期間とデータ容量を以下から選択する
    • 500CPF:250MB 3日間有効
    • 900CPF:500MB 5日間有効
    • 1500CPF:1GB 7日間有効
    • 2000CPF:2GB 10日間有効
  2. 利用したいプランに応じて以下の番号(利用期間・容量により番号が異なる)にSMSで『IM』と送る
    • 番号 1101:250MB 3日間有効
    • 番号 1102:500MB 5日間有効
    • 番号 1103:1GB 7日間有効
    • 番号 1104:2GB 10日間有効

注意したいのは、SIM購入時には1,500CPF分の通信料しかチャージされていないこと。1GB 7日間の利用であれば問題ないが、2GB 10日間のプランを利用したい場合は追加チャージが必要となる。

 

追加チャージ方法

追加チャージの方法は以下の通り。データチャージカードはSIMと同じ店舗で購入が可能だ。

  1. データチャージカードを購入する
  2. チャージカードの裏面をスクラッチしてカード番号を確認する
  3. 1088にダイヤルし、2をタップしてからカード番号を入力する
  4. チャージ完了

Tourism Cardには日本語のWEBサイトが用意されおり、最新情報はこちらから参照できる。

jp | Tourism Card

 

現地SIM利用時の注意点

海外 SIMを使うにあたっては、 SIMフリースマホあるいはモバイル端末の SIMロック解除が必要だ。docomoauSoftBankといったキャリアで購入した端末の場合は、 SIMロック解除をしておこう。 SIMロック解除の方法は下記の各キャリアのホームページを参照されると良い。各キャリアのショップでも受け付けてくれるが、3000円程度の事務手数料を取られるため、無料で手続き可能なオンラインがおすすめ。

 

モバイルアクセスにコストをかけない究極の手段

ニューカレドニアの主要観光スポットには無料の公共Wi-Fiアクセスポイントが用意されている。ヌメア市内観光の拠点となるココティエ広場など、公園にも用意されている。ゼロ円でモバイルアクセスを利用するなら、公共Wi-Fiが利用できる。ただし、どこでも利用できる訳ではないのと、毎回利用時に利用登録が必要になるのであまりおすすめできない。

 

アクティベーションは煩雑だがSIMの登場で選択肢が増えたニューカレドニアのモバイルアクセス手段。自分にあったものを選択して、快適なリゾートステイを楽しもう。